2016年06月22日

スカッドハンター(湾岸デルタの軌跡その3)


イラク軍のスカッドミサイルの運用地域を図で説明していきたいと思います♪


グーグルマップを使って説明します。
ご覧の通りイラクと書かれている所を中心として南東にある小さい国がクウェートです。
北西(左上)にシリアが有ります。
スカッドハンター(湾岸デルタの軌跡その3)
スカッドミサイル(アルフセイン)の移動式発射台の稼働地域とされたのがこちら
スカッドハンター(湾岸デルタの軌跡その3)
西部(イラク西部、シリア側)がSAS 北部(クウェートの北側)がデルタフォースの担当区域になっていました。

前にも述べましたがスカッドミサイルが改良型のアルフセインだった場合射程距離は「スカッド」よりも長い事になります。
その射程をも加えましょう
スカッドハンター(湾岸デルタの軌跡その3)
5〜600キロといったところでしょうか?
イラク領内に侵入されても攻撃は出来る配置になっています。

開戦直後に移動式、固定式含め4〜50基の発射台があるとされていました。開戦して間も無く航空攻撃の的となったスカッドミサイルの固定発射台のほぼ全てと移動発射台の一部は撃破され、移動発射台が残り2〜30基と予想されていました。

残った2〜30基は米軍高官の頭を悩まさせました。
通信系統は有線化され傍受、妨害は発見するまで不可能、砂漠で迷う危険性等々が挙げられました。

スカッドハンター(湾岸デルタの軌跡その3)

スカッドハンター(湾岸デルタの軌跡その3)
砂漠の岩場に格納されたSCUDは発見に手間がかかったそうです。
以前も同じようなことを書きましたが少し掘り下げてみました。
ちなみにクウェート北部を攻めたデルタは進路が後続部隊と同じだったため緊急時の離脱は容易でしたがイラクの裏側に独立して投入されたSASはかなり危険だったのでしょう...

スカッドハンター(湾岸デルタの軌跡その3)

最後にこの前描いた絵でも載っけて..っと
今日はこの辺で終わります!
ではまた!((´∀`*))





Posted by jones at 19:49│Comments(0)
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